だからカモられる!「分散投資を信じている」
楽しい投資ライフを手にするためのアドバイスとして毎日配信しているラジオ『がんばらない投資チャンネル』から、トピックを取り上げてこちらのブログで古田島が自分の見解をお話ししていきます。
今回は #34 だからカモられる!「分散投資を信じている」についての解説。〝がんばらない投資〟でお金の不安を楽しく解消し〝充実した投資ライフ〟を実現するためにはどうしたらいいのか?カモられ度診断30の回答を一つずつ掘り下げていってみましょう!
#11「カモられ度診断」-30の質問- だから貴方はカモられる!
あなたが投資でカモられないための30の質問をしました。まだチェックしていないよ!という方は是非まず#11をお試しください。
結論はこうでしたね。
「集中投資の中で分散投資をしよう!」とのことでした。
コンサル時に
国内株式と国内債券、海外株式と海外債券といったように分散した方がいいんですよね
など言われることがあります。
いわゆる資産四分法ですね。
これはよく言われている一般的な方法ですが、そうではないんですよ。
ん?何を言っているの?と思われる方はぜひラジオで確認してみてくださいね。
アドバイスについて
「タイミングや目標によって一概には言えないものの、集中投資の中に分散投資があった方がいいことが多い」とラジオで小川は言っていましたね。
投資の神様と言われているウォーレン・バフェットさんは「分散は無知に対するヘッジだ」と言っています。
前回のラジオでも少し登場しましたが、ウォーレン・バフェットさんについて、ここで少しお話ししていきます。
ウォーレン・バフェット
ウォーレン・バフェットさんはアメリカの投資家・経営者・資産家・事前活動家。
世界最大の投資持株会社「バークシャー・ハサウェイ」の筆頭株主であり、会長兼CEOでもあります。
野村證券の証券用語解説集にまで載っていますね。
世界中の市場に多大な影響を与える〝投資の神様〟と言われている方です。
先日、バフェットさんが日本の5大商社に投資したことで、5大商社の株が上がりました。
多大な影響力があることはこうしたニュースからも伝わりますね。
朝日新聞 バフェット氏、日本5大商社の株5%超取得 株価が急騰
Bloomberg バフェット氏が円債発行へ、投資した商社株は8月以降40%上昇
バフェットさんのおすすめするS&P500
バフェットさんはプロではない投資家、つまり個人投資家にはS&P500に連動するインデックスファンドに投資することを勧めています。
S&P500とは?という方もいらっしゃると思うので、ここでS&P500について簡単に説明をしていきますね。
米国の格付け会社「S&P」が算出している米国の代表的な株価指数。ニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場している大型株500銘柄の株価を基準にした時価総額加重平均型の指数
三井住友DSアセットマネジメントより引用
S&P500とは、アメリカの代表的な500銘柄の株価をもとに算出されていて、アメリカの株式市場の時価総額約80%をカバーしている指数です。
乱暴な表現をすると、日経平均株価指数のアメリカバージョンみたいなものですね。(正確に言うと正しくないので、あくまでイメージとして捉えてください。)
S&P500のリターンを見ると、1970年~2018年の約50年の平均リターンが11.6%です。

バフェットさんは、個人投資家にこのS&P500への投資をお勧めしているわけですが、ご自身の遺言でもこう言っています。
現金の10%を政府短期債で、残り90%は全てS&P500インデックスファンドで運用するように。
ご自身が亡くなった時には、現金のほとんどをS&P500で運用するようにと伝えているのですね。
集中の中に分散がある
・プロではない投資家に、S&P500に連動するインデックスファンドに投資することを勧めている
・自分が亡くなった際には現金の90%はS&P500インデックスファンドで運用するように指示している
このように投資の神様バフェットさんは、S&P500への投資をお勧めしています。
この「S&P500」に着目すると、1つのものに投資することになります。
しかしS&P500というものは、アメリカの代表的な500社に分散されているわけですね。
S&P500に投資することでアメリカへの集中投資にはなるけれど、500社に分散されている、つまり「集中の中に分散がある」ということです。
日本の金融の教科書的には、「国内株式」「国内債券」「海外株式」「海外債券」へ分ける資産四分法が一般的です。
しかし、もっと大きな視点で分散の意味を理解するといいかもしれません。
そうすると、あなたの資産をよりよく働かせることができるでしょう。
メリットについて
小川がラジオで2つメリットを挙げていました。
①機会損失がなくなる
②自分にとって最短に近いルートを進むことができる
できればいいものに分散したいとあなたも思いませんか?
教科書的な分散投資をすることで、自分にとって不要なものにまで投資をしてしまう可能性があります。
例えば、教科書的な分散投資に入っている債券は、私にとっては不要なもの。
私は直近で大きなお金が欲しいわけではなく、コツコツお金にも働いてもらいたい。そしていわゆる老後と言われる時期までにお金を育てていきたいと考えています。
その場合、債券に同じ割合で分散することは、大変な機会損失になってしまうのです。
アメリカのジェレミー・シーゲルさんは著書「株式投資」の中で、1802年から2006年までの204年間のいずれの時代も株式が債券のリターンを上回ったことを明らかにしています。
また、債券はインフレに弱いというデメリットがあり、インフレ率が上昇していくときには株式と債券のリターン差が拡大していくと言われています。
以前のブログの中でもお伝えしていますが、日銀はインフレ2%を目標に掲げており、債券への投資は機会損失になってしまうということですよね。
その分、株式への投資割合を増やしたいと思うのは当然のことです。
だからといって債券への投資を否定しているわけではありません。
債券への投資は株式投資よりリスクが抑えられます。
このリスクというのは「danger」ではなく「変動率」のことですが、上下に変動するのをより抑えたいのであれば債券投資を選択するのも一つです。
ただ株式への長期投資も、ドルコスト平均法など時間分散することでリスクを抑えられるということ、ご存知ですか?
長期にわたってより増やしていきたい私からすると、教科書的分散方法をしないことが、自分の目的に向けてより最短ルートで進むことを可能にしてくれます。
どういった分散をすることがあなたの目的への最短ルートになるのか、このラジオをきっかけに一度チェックしてみてくださいね。
結論より
結論
集中投資の中で分散投資をしよう!
アールトラスト公式ラジオ「がんばらない投資チャンネル」、
だからカモられる!「分散投資を信じている」を私、古田島が解説してきました。
結論は、
〝集中投資の中で分散投資をしよう!〟でした。
国にも会社にも家族にも依存せず自立した経済力を手にするためにも、そして何よりも楽しい投資ライフを送るためにも、投資で成果を上げるための大切な考え方ですので是非とも参考にしてください。
私、古田島も応援しています!
